埼玉、東京で木の家をつくるなら、西川・森の市場|木育をベースに「てにもりの家」を展開するNPO法人です。

森の市場の実績

木の家に住んでみて

想いが形になっていく楽しさ

木の家:大河原さま邸

施工のシミズ工務店さん(以下、シミズさん)は大沢さんに紹介してもらいました。大沢さんの提案で自然の力を循環させるシステム(※)を取り入れることにしたのですが、シミズさんはその設置経験もあるし、会社も近所なので、後々も面倒を見てもらえると思い、安心してお願いしました。

1階の柱に使った磨き丸太は、自分たちで丸太の皮をむいて磨きました。作業はとてもおもしろく、丸太が磨き丸太になる過程を身をもって知ることができよかったです。

また、外壁の格子に使う材木の色を塗る作業では、シミズさんには作業場を貸してもらっただけでなく、作業を手伝ってもらい本当に感謝しています。その格子は、かわいくしたいという私(奥さま)の希望が反映され、半円型に並べられました。

※ 外気温が低いときに太陽熱から暖かい空気を取り込んだり、夏場の放射冷却による冷たい空気を取り込むことが自動で行えて、室内の空気を循環させる「そよ風」というシステム

木の家:大河原さま邸

最終段階まで計画していた掘りごたつは、予算の関係で削ることになってしまいましたが、住んでみて、1階はフラットにしておいてよかったと思っています。建てている過程を見てきたので家の構造がわかるし、建ってからも木が見えるので、立派だなと感じます。

こうしてどんどん家が建っていくのが楽しかったです。

木の家に住んでみて

木の家はやっぱり気持ちがいい

木の家を見学したとき、そこにいると気持ちがいいと感じていましたが、実際に住んでみてやはりそう感じています。木には割れ、キズつきやすい、季節による収縮などがありますが、付き合っていける範囲です。

まだ住み始めてから間もないですが、冬は暖かかく、基本はこたつだけで、寒い時にエアコンをつける程度で過ごせました。こたつからでるのが寒いというようなこともありませんでした。

木の家:大河原さま邸 木の家:大河原さま邸

また先日今年一番の暑い日が続きましたが、そのときも涼しかったです。本当にジメジメしません。機能や性能のことはわかりませんが、同じ暑いでも湿度が違う気がするのは、木が調湿してくれているからでしょうか。そのおかげか室内干しの洗濯物も乾きやすいです。帰宅したときの熱気がこもった感じもありませんでした。

床でゴロゴロしてみてほしい

柔らかいのが気に入り、床はスギにしました。私たちは二人とも床でゴロゴロして過ごすのが好きです。こうしていると気持ちがいいし、肌触り、空間の良さが感じられます。寒い時でも床は冷たくありませんしね。

木の家を検討している人はうちに来て、一度寝てみてください。木の家の良さを伝えるには「来て」「見て」「感じて」もらうのが、一番早いです。我が家を見てもらわないのはもったいないと思っているくらいです。

木の家:大河原さま邸 木の家:大河原さま邸

予算が合えば、木の家が絶対におすすめです。木の家で設計士さんに頼んだと話すと「すごいね」と言われます。ですが、設計士さんは自分たちではわからないところ、判断できないところ、コストや細かいところまで見てくれるし、意見を聞いてくれます。工事についてはますますわからないし、交渉しにくいですが、そこをかわりにしてもらえたので満足しています。

木の家を建てる人が増えてくれたらいいと思います。本当に心地よいです。体験するのが一番ですよ!

聞き手・文:永井里沙(事務局)/写真:徳永一貴

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