埼玉、東京で木の家をつくるなら、西川・森の市場|木育をベースに「てにもりの家」を展開するNPO法人です。

西川材について

特性で知る西川材

育林技術

西川林業は、長い伝統と林業者の強い愛林思想に支えられて、集約的な育林作業により、短伐期で形質のよい小角材・足場材を生産してきました。最近は足場丸太の需要の減少等から、徐々に長伐期化してきていますが、丁寧な育林作業により、無節の優良材を生産しています。

「立て木」

西川林業の特徴となっているものに「立て木」があります。「立て木」は主伐時に優良木をヘクタール当たり10〜15本程度残し、100〜200年の長期に保存するもので、所有者の特別な出費に備える意味もあります。

施業の特徴

  • 植伐はヘクタール当たり3,000〜4,500本である。
  • 植伐樹種は、近年、ヒノキが多くなっている。
  • 下刈りは昔から10年生位まで丁寧に行われ、うち2〜6年生位まで2回刈りが行われているのが一般的である。
  • 枝打ちは良質材の生産に欠かせない作業として、5〜6年生より25年生位まで3〜4回行う。

林道

西川林業地では、車の普及とともに、林業生産基盤として、また生活道としての要請の高まりからいち早く、林道開設が行われ、特に昭和30年代の後半からさかんに進められています。

平成17年度末の林道の現況は、154路線、総延長約234kmとなっています。林道密度は、10.6m/haで、全県7.8m/haを上回っています。

林道整備は、合理的な林業経営と山村振興を図るため不可欠です。また林道を補完する作業道の開設についても積極的に行われています。

『西川林業』より(埼玉県飯能市市民生活部農林課)

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